自然の摂理




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魚じゃないよ雀だよ!お行儀良く一列に並んでエサ待ち!

もう7〜8年前からの日課になってしまったエサやりなのですが、魚とは無関係に思えるでしょっ!

マツも最初はかわいいからと朝ご飯のパンをちぎってはお裾分けしてたのですが…今じゃ姿を見るだけで飛んでくるから又かわいい!

 

雀だけならいざ知らず、季節によってはハクセキレイムクドリヒヨドリ…その内にハトやカラスが来てしまい最後はトンビ様がお出ましになります。

雀とハクセキレイ以外はお呼びでない!ムクドリやハトやヒヨドリは可愛くない!

ん〜なんて言ったらいいか?なんかねっ性格がいやしい?食べる姿が意地汚いと思えちゃって好きになれない!

まぁそれは個人的主観だからいいとして…

 

カラスにパンくずって見えてんだろうか?

多分見えてるのだろうけど…

ならばと、エサをパンくずからアワやヒエ等のいわゆる小鳥のエサに変えてみた!

でも、どこからともなくカラスが現れる!

エサは見えてないはずなのに…

その時、ふとっ気が付いた!

エサじゃなく雀の動きを見てるのだと…

それならば納得がいく!

雀はエサをくれる人間を識別している。同じ制服を着ている別の人達には反応しないが、いつもエサをくれるマツには反応して姿を確認すると集まって来る。間違いなく人の顔形を識別しています。

エサを夢中についばんでいても、そこは野生の本能なのか、1.5m以上近づいてくる事はありません。

そしてこの雀の捕食をみて他の小鳥が集まり小鳥達の動きをみて、ハト・カラス・そしてトンビが動くと言う事のようです!

でっマツは何が言いたいのか?と言うと…

海の中でも同じ事が起きてるのではと言う事!

簡単に言えば光にプランクトンが集まり、それを捕食する小魚が集まりさらに小魚を捕食する者があらわれる!

これはわかりやすい事ですし、この一連の食物連鎖を逆にたどればポイント探しが出来ると言う事!この理屈も理解しやすいですよね!

 

これは前にも言ったけど…

生きる事=食べる事

そして子孫を残す事

その自然の摂理に従順に生きるだけ…

だからその行動の一つ一つにちゃんと意味があると思える!人間の様に無駄な事はしないのではないか?とねっ!

つまり魚も同じで生きる為に食べる!

食べる為に食物のある場所に集まる!

そしてその食物連鎖のトリガーとなるのは水の動きである。水の動きが食物(ベイト)を運び、とどまらせ捕食のスイッチを入れる!

この水の動きとは干満よる上下運動ではなく、いわゆる流れの事であり、それは凝集し拡散し複雑に交差して常に変化していく… 

昔から潮をみるとか、潮を読むとか言われる水の動きの事を指してます。

各釣りに於いても上手いと言われる人達はその経験値の中からこの潮を読む事に長けています。だから例えば普段と違う魚種を違う釣り方で狙って貰ってもやはり上手い人はソツなくこなして魚を手にします。

それは一重にその流れ(動き)の中から魚が捕食するであろう位置とタイミングを推測できるからであり、その背景にはキチンとした理念なり理屈があるものです。

釣りを始めて間もない方々にはとても難しい課題になりますね!

しかし、海と言うフィールドで釣りをしていく以上さけては通れない課題でもあります。

ここは人一倍経験値を積んでいくしかないのだけれど!

 

雀の話に戻って考えてみてほしい!

エサをもらえるから集まる訳で!

魚がそこに居るには必ずその要因があるはず、なんの要因も当てはまらない所は釣りで言うポイントにはならないと言う事!

つまり目線を変えて物を見るクセを付けると言うか?考え方にしても目配りにしてもそうだけどちょっと違う捉え方をしてみたらいいんじゃないかな?って一つの提案です。

目線を変えれば見え方も変わります。と言った方がわかりやすいかな?

繁殖以外で魚が集まるのがほとんどの場合捕食の為だとしたなら、エサ(ベイト)の無い所には魚は居ないと言う事だし逆にベイトが豊富ならそこがポイントになり得ると言う事になりますよねっ!

この理屈に水の動きを重ねてみて下さい!

海藻も生えない!カニやエビが隠れる場所すらない!水の動きがあまりない!等の場所はポイントとして成り立たないと言う事になります。

この辺の理屈が理解できると水の動きの意味合いが少しわかったりしませんか?