発病?
メバルの季節到来とあってくすんでいた心に火がついた!
とっ…言うより元々竿を握らないと禁断症状で震えが出る(笑)程の病気なのだから再発と言うべきか?
話しがそれるが、自分の仕事は年末年始は関係なくむしろゴールデンウィークやお盆等普通の人様がお休みの時程忙しいのである。
そんな生活が長い間続いているせいか師走だろうが元旦だろうがコレといった変化がないのである。
普通なら年末の買い出しやら大掃除やら…車を洗ってワックスかけて、TV観ながら年越しソバ食べて気持ちも新たに日の出を拝む!
マツには無縁だ!
TVはつまらんし、お店もやって無かったり…せいぜい道が空いている程度!
いつ観ても日の出は一緒!(えー冷めてます)
そんな中でも海に通い続けてきた!
勿論寝不足!
体力もギリギリのヘトヘト!
それでも充実していた。
数年前の話しになる。
その年の大晦日、忙しく動き回りその日の仕事を終え帰宅して潮が下げるまでの数時間で身支度を整える。
行くか!
ポイントへ向かう!
空を見上げ、風を感じる!海は穏やかで、風もいい!
ヨシッ!
日付が変わるまでまだ少しある。絵に書いた様に全てが整っている様に思えた!
潮は左から右へ、風も微風、何時もの様にそこにあるであろう沈み根のキワを狙い風と水の動きを計算に入れてやや左手にキャスト!1.5gのジグヘッドが浮力のあるPEラインを引きずりながらおおよそ5mのボトムに沈むまでの数秒間夜空を見上げる。いつもの事だ!
今年も色々あったなぁ〜なんて考える間もなく着底寸前で感じた違和感に体が勝手に反応してアワセを入れていた。デカイ!愛竿はそう伝えてくる。
お刺身確定のガッちゃん!とりあえずkeep!
お正月の煮付け用に魚を待ってる人がいるからだ!
幸先がイイ…同じポイントには同じサイズの魚が絡むもの!
お土産を釣りきってしまおうと同じ事を繰り返す。
何時もなら2〜3匹ずつランガンしていくのだがこの時は違った。一投一匹ほぼ毎投アタル!しかもそのアタリはツン・とかカン・とか穂先に振動が伝わってくるON(+)のものではなく、リグと潮の負荷が抜けるOFF(−)のアタリ!わかりやすく言えばウキ釣りの食上げ的なもの!普通は見逃してしまう様なもの!これが7〜8割!
通常のハードルアーやワームでも、巻きの釣りをしている場合はほぼ無い!ラインにテンションを掛け続けているからだ。
ワームでの巻かない釣りをしているからこそ感じる違和感!そして我が愛竿のメーカー・このブランドのシリーズはこのOFF感覚を捉える事に長けている。それこそが使い続けている最大の理由である。
小さい個体とプリはリリースするも既にバッカンは大渋滞である。が、薄明かりの水面に見付けた潮目のヨレに今度は表層狙いで攻めて見ればこれ又メバルがほぼ入れ食い!いつの間にか年越しの花火も終わり潮も下げいっぱい!
いっけねぇ〜今日仕事だ!
今回の年越しライブはもりあがったなぁ〜等と思う間もなく深夜残業で魚の下処理をするのであった。(涙)
そして、なんとこの異常なまでの高活性とノリノリのライブは三が日まで続いて、三日間で120以上の釣果となった。
釣りの上達を目指すならまずはその道の達人に教えをこうのが一番の近道である。しかしそうはいかないもので悪戦苦闘、試行錯誤せざるを得ないのが現実なのである。
少なくても自分はそうだった!
そうして導きだした答えが意識的を持って釣りをすると言う事だった!
ポイント選び…キャスト…リトリーブ…ルアーアクション…ロッドワーク…ランディング!
その一つ一つを意識的に行う事!
その一つ一つに意味を持たせて行う事!
言葉で言うと簡単だけど以外と出来ていないものですよ!
釣り場が激減してかなりシビアなアプローチをせざるを得ない条件でどう言う結果を出せるのか不明ではありますが、期待と不安とワクワクで落ち着きのないマツでした。